3月28日(土)に栃木県・宇都宮市のブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市体育館)で開催された、NBL2014-2015レギュラーシーズンの一戦。
リンク栃木ブレックスvs和歌山トライアンズ
ゲームは100-57のスコアでリンク栃木ブレックスが勝利を収めた。
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“Ball Push”の大切さ感じたゲーム
今回はゲーム後に行われた、両チームのHC記者会見をノーカットでお届けしていきたい。
-今日のゲームを振り返って
全体を通してブレックスのディフェンスの前に、うちのチームのオフェンスが分断されたというゲームだったと思います。
ターンオーバーとタフショットが増え、そこから走られ、早い展開からアウトサイドを決められて、ちょっと点差が付いてしまったのかなと。
非常にタフなゲームになりました、うちにとっては。
本来、うちが走りたい所だったんですが、ディフェンスも少し相手のオフェンスに翻弄されてしまい、思うようなオフェンスが出来なかったという風に思います。
やっと4Pに入り、ディフェンスの足が少し動き、それからオフェンスでもいい流れを掴めたので、明日は4Pのようなバスケットを40分間行っていきたいと思っています。
-このゲームに向けてのテーマを教えて頂ければ。
川村選手が少し復帰したりした中で、今日はいない状態でのバスケットでした。
どれだけチームとしてのオフェンスが出来るのか、チームとしてのディフェンスが出来るのかという事を、個ではなくてチームとしてプレーしようと。
そういう事でナンバープレーに関しても、プレーのローテーションに関しても練習してきたのですが、やはりそれ以上のディフェンスをブレックスにされて、チームとしてのオフェンスを遂行する事が出来なかった。
それが反省です。
ディフェンスに関しても、ローテーション、最後の一つの踏ん張りが、最後の一つのクローズアウトが出来ずに相手にやられてしまったという感じでした。
-今日のゲームを振り返って
今日のゲームは非常にいいゲームで、とても楽しむ事が出来ました。
全員しっかりハードにプレーして、ハードにディフェンスをやって、そこからフルコートで早い展開で持って行くことが出来て、自分たちのやりたいバスケットボールが出来ました。
全員プレーイングタイムを与える事が出来て、全員スコアをする事が出来ました。
3Pの確立も56%で、なかなかないトリプルダブルを残した選手もいますし、とてもいいゲームになったと思います。
これを明日ももう一度しっかり出来るようにしたいです。
プレーオフを控えて、こういうゲームはプレーイングタイムをなかなか与えられない選手にプレーイングタイムを与えて、良くプレーさせる事ができたので。
こういうゲームをこういう時期にあった事が、とても重要だと思っています。
-普段プレータイムを与えられなかった選手がいいプレーをしたと言っていましたけれども、できれば個別のプレーヤーに対して、今日のゲームを受けて、どのような評価をしているのかを教えてほしい。
ベンチメンバーがたくさんスコアを決める事が出来て、トータルスコアの半分以上がベンチプレーヤーだったので、とても良かったと思います。
まず小林選手は、とてもシュートの確立が良く、13PTSは非常に良かったです。
渡邉選手も3Pが4/4という事で、1本も落とさず100%で決めた事は素晴らしかったと思います。
須田選手も3P2/2で、8分で8PTSと非常に効率のいいプレーをしたと思います。
網野選手は7PTSでしたが、その得点も悪くないですし、ディフェンスの面でインサイドのビッグマンをしっかり守ってくれたので、ディフェンスの面で素晴らしかったと思います。
熊谷選手も少ない時間の中で、得点も決めましたし、しっかりゴールにアタックしてダンクを決めましたので、とても良かったです。
カイル・バローン選手は怪我明けの状況という中でしが、その中で彼もしっかりプレーできたので、とても大きいと思っています。
田渡選手もPGとして、しっかりゲームをコントロールしてくれたと思います。
-敢えてなんですけど、今日のゲームを受け、更にプレーオフに向けてベンチメンバーに関して、どのような部分に期待していきたいか。
こういうゲームを上手く使って、トライアンズよりも自分たちがいいチームだという事を証明して、更に結果として勝った事は分かっているんですが。
しかし、このようなゲームで相手のプレースタイルに合わせて何とか勝つという形ではなく、しっかりゲームを利用して自分達のペースで、自分達のバスケットボールをやり抜く事をやって、しっかりプレーオフに活かしていきたいと思っています。
相手の川村選手が先週末復帰して、少しプレーをしていましたが、先週のそのゲームで少し膝を痛めてしまったという事で、今回の遠征には帯同していないという事で。
ファンの皆さんにとっては、そこは残念だったと思います。
-ライアン・ロシター選手がトリプルダブルを達成して、NBLでもトミー・ブレントン選手に続いて二人目。どちらもブレックスから達成したプレーヤーが出ている事に対して、どのように感じているのか。
その二人しかトリプルダブルを達成していない事に驚きを感じています。
他にもトリプルダブルを達成しそうなプレーヤーが居てもおかしくないと思うんですけれども。
ロシター選手がゲームの終盤、トリプルダブルがもう少しで達成のタイミングでアシストが少し足りなかったので、ゲームに戻りたい意思表示はしていたんですけれども。
相手がビッグラインナップで来たので、それに合わせる形でロシター選手をコートに戻す状況になり、アシストを狙いすぎてバローン選手へのアリウープパスがターンオーバーになってしまった事もあったんですけれども、その後に渡邉選手への上手いアシストがあったので、何とか達成することが出来た。
終盤、遠藤選手が唯一スコアしていないプレーヤーとして残っていたので、彼を起用したんですが、何とか彼も3PTSを決めてくれたので、チーム全体としていいゲームになりました。
ずっと日頃、遠藤選手がスコア決められず、自分でプレッシャーを感じていたんですけど。
これがどのようにそのプレッシャーをハンドルするのかを見たいというのもあって、彼を終盤に起用しようと思いました。
-今日が誕生日でした、素晴らしいバースディとなったと思いますが、どのように感じていますか。
自分もかなり歳なので、誕生日というのは、特別何か変わるという事は無いんですけれども。
ファンの皆さんがとても自分の為に祝ってくれて、改めて嬉しかったし、良い誕生日プレゼントになりました。
最後は、#028ブレッキーくんのどアップで、お別れです。
彼は素敵です。
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