「バスケットが大好きなんです。」GC大阪.EXE #13 比留木 謙司(3×3 PREMIRE.EXE Round1 MVP)

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プレー中は非常に強面で、感情をむき出しにし、相手であろうとレフェリーであろうと全力でマッチアップする。

2014年7月12日(土)に湘南ベルマーレひらつかビーチパーク(神奈川県平塚市)にて開催された、3×3 PREMIRE.EXEの記念すべき開幕戦。
強力なリーダーシップと強靭なフィジカルを活かしたプレーで、チームを優勝に導き、MVPを獲得した一人の男に試合後インタビューを試みた。

その名も”比留木 謙司”

プロバスケットボールプレーヤーとして、長く5on5のリーグで戦っている彼の、3×3への想い、バスケットへの想い。
そこにはコートとは全く違う、優しく柔らかい表情であった事を伝えておきたい。

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-勝因は何ですか。
泥臭くできたプレーできたからじゃないですかね。
最初のゲームは綺麗にプレーしようとして居た部分が結構あったと思う。
タイムアウトだったり、ゲームとゲームのインターバルで「もっとハードにプレーしないと、これは5on5のバスケットじゃない。」と伝えた。
体の当たり合いもハードだし、レフェリーの笛の基準だって違うから、自分たちでもっとエネルギッシュにハードにプレーしていかないと相手に押されちゃうよと。
3×3は、10分の中でゲームの流れを早く掴んだ方が凄く有利になるゲームだと思っている。
ゲームの中で流れが行ったり来たりする競技ではないと思うし、流れが一回相手に行って、その後自分たちに戻ってくるくらいの競技だと思っている。
先に流れを掴んだチームの方が有利ですよね。

-インサイドを徹底的に攻めていましたが、それはチームのプラン通りでしたか。
チームで話し合って、そうしようと。
そこでファールをどんどん取っていこうとしていた。

-3×3にもご自身フィットしていると思っていますか。
自分はPREMIRE.EXEだけではなくて、トーナメントでも出場しているし、今度はアジア予選にも出場するので。
そこでの経験があるというのが、今回非常に役立ちました。
この競技がストリートやインドアという括りで位置づけずに、3×3に本気で取り組むプレーヤー達が今後出てくればいいなと思いますよね。

-5on5とは違った感じですか。
テクニックは同じなんですけど、捉え方は違いますよね。
まだ完成されていないスポーツだと思うし、これからテニスみたいに3セット先に取った方が勝ちとか色々な形で出てくると思うんですけど。
まだまだ発展途上のスポーツだからこそ、どんどん日本で盛り上げていって、それが世界で通用できるようになるかもしれないですし。
燃えているうちに叩けじゃないですけど、鉄は熱いうちに打てじゃないですけど、そういう事が大事だと思うんです。
だからこそ、自分みたいな5on5のプレーヤーや、他にも出てきている同じようなプレーヤーも含めて、凄く大事ですよね。
こういうプレーグラウンドに出てきて、本気でプレーするというのは凄くいいことだと思います。

-5on5のプレーヤーが出て負けられないという部分はプレッシャーになりましたか。
しますよ、もちろんしますよ(笑)
「あいつ、たいしたこと無いよね。」って言われたりしますからね。
勝ったって、色々と言われたりするんですから。
でも、5人に苦言を言われたとしても、100人に「あいつ、ああいう場面に出てきて、しっかりやっているな!」と言われるのであれば、そのマジョリティーの100人を取りますね。

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-リスクを背負いながら、様々なプレーグラウンドに出ていくモチベーションとは何ですか。
バスケットが好きなんじゃないですかね、自分。
やってて楽しいですもん、1on1も3×3も5on5も。
ずっとバスケットが楽しいですよ、本当に変わらないです。

-この3×3 PREMIRE.EXEに何を期待したいですか。
もっともっとこれが初戦で全チームが課題を持ち帰って、再度プレーを組み立ててみたり、どのタイミングで交代したりとか色々と突き詰めていくと思うんですよ。
そうする事によって、どんどんゲーム性が上がっていくし、ゲーム性が上がっていくとスタッフだったりレフェリーだったりもレベルが上がっていかないといけない。
そういうイベント自体のレベルが上がっていけば、お客さんたちがどんどん楽しんで行ってくれると思うんですよ。
みんなが相乗効果で、いいイベントに、いい競技に出来るようになれたらと思いますよね。

-ここに向けて、どんな準備をして来たんですか。
自分は怪我をしていて、正直ボールを触ったのが開幕1週間前だったんですよ。
それまでは全く動いていなかったですね、神戸のトーナメントで優勝した直後に肉離れをしてしまって。
本当はコンディションもあって、欠場しようと思ったんですけど。
でもチームメイトもオーナーも本気で取り組んでいるんですよね、3×3に。
自分は5on5で飯を食っているから、正直怖かったですよね。早めに出ようと決断したことが。
それでも、チームメイトの懸命な姿を見たら、やっぱり休めないなと。
準備で言ったら、どこのチームも上手く準備できていないと思うんですよね。
どんどんこのシーンが盛り上がって、サラリーも上がって、メディアにも取り上げられるようになったら、3×3一本で生活していく。
バスケットで色々なオプションが出てくる、目指すべきはそこだと思うんですよね。
本気でこのプレーグラウンドで生活をしていく、飯を食っていく。
そういう所を目指して行ったらいいと思っています。
でないと、世界では勝っていけないと思っています。

-これで少しバスケットボール界が変わっていくと感じたんですが。
そうですよね、もっともっとですよね。
歩くのをやめたら、お客さんはそっぽを向いてしまうから。これはどのスポーツでも同じで。
3×3であろうが、5on5であろうが、同じだから。
スタッフ・プレーヤー・オーナー、全てが魂込めて取り組むことが大切だと思います。

-全ゲーム、アピールも含めて、魂込めてプレーされていましたね。
自分は半分くらいパフォーマンスも入っているんですよね(笑)
レフェリーも分かってくれているからね。

-そういうパフォーマンスも含めて、3×3であると。
勝つことも至上命題なんですけど、ある意味まだまだ育ちきっていないスポーツって、お客さんにお金を払ってもらって、どれだけ来てもらえるのか。どうやって足を運んでもらうのか。
そういう部分が先だと思うんですよね。
もちろん勝ち負けも凄く大切なんですけど、お客さんが常にどうやったら楽しんでくれるのか、自分がどうやって見られているのかを常に意識していくのが重要だと思いますよね。
これは5on5の後輩とかにも言うんですけど。

-今日のゲームで一番印象に残っているプレーヤーは。
DIME.EXEの岩下選手ですね。
彼は凄くエリートで、5on5の世界でインカレとかも優勝してきたプレーヤーなんですよね。
バスケットが好きだから、こういう舞台に出てきたと思うし、今日負けて悔しい思いをしていると思うんですよ。
実際、あまり出来が良くなかった感じに見えたから。
そういう中で気持ちもプレーでもアジャストしてくるだろうし、コンディションも含めて。
彼と蒲谷選手が帳尻を合わせてきたら、怖いですよね。
自分は初戦が山だと踏んでいたので、その事をチームメイトにも伝えていたんですよ。
一つ目勝ったら、あとは何とかするからと。一つ目だけマジで集中してと言っていたんですよね。

-次戦以降に向けて、チームのどこを磨いていきたいか。
アタックするところはアタックして、チームでスペースを取って戦う所などの切り分けですかね。
自分も何本か、無理してアタックした部分があったので。
メリハリを付けて、もっとスマートにプレーをしたいですね。
でも、今日のチーム目標はハードにプレーする事だったので、そのハードとスマートが合わさっていけば、どんどん良くなると思います。

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いよいよ9月20日(土)に2014シーズンの王者が決まる、TOKYO FINALが開催される。
場所は六本木ヒルズアリーナ。
上位5チームにシーズンチャンピオンの可能性が残されている、大混戦となったFINAL GAME。
ぜひ、この目で初代王者が誕生する瞬間を見届けてほしい。

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