独占潜入!史上最多4度目のチャンピオンシップを狙う、大阪エヴェッサに密着 〜 練習編(1)

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いよいよ開幕、ラストシーズン。
ターキッシュ エアラインズ bjリーグ 2015-2016シーズン
11年目のラストチャンピオンシップを掴むのは、どのチームなのか?
その一点が非常に注目される中、9月28日(月)に辿り着いたのは、“HOS花園スタジアム”

史上最多4度目のチャンピオンシップを掴み取る為の戦いに挑む、大阪エヴェッサの練習場に到着したのだった。
今シーズンは名将・桶谷 大HCを招聘し、更には元安 陽一ACを迎かい入れたのである。
昨シーズンは聖地・有明で悔しい思いをしている二人。
だからこそ今シーズンこそは絶対に “優勝” したい思いで大阪にやってきたのであった。

二人のバスケを知るコーチに加え、強力な二人が更に控える。

一人目はNBAのスーパースターにしてレジェンドである、ビル・カートライト氏がアドバイザリーコーチとして、エヴェッサに帰ってきた。
シカゴ・ブルズで1991年から1993年までの間、前人未到の3連覇を果たした立役者の一人。
バスケの神様であるマイケル・ジョーダン、スコッティ・ピペンとホーレス・グラントというスターと共に一緒にプレーしていた、彼自身もスタープレーヤーでレジェンドプレーヤー。
更に言うとトライアングル・オフェンスの申し子であり、桶谷HCが崇拝するストラテジーを身を持って熟知している一人なのである。

二人目は、日本では数少ないバスケットボールスキルトレーナーである大村 将基氏がスキルデベロップメントコーチに就任。
彼自身はアメリカに渡り、独立リーグのABAで3シーズンプレー。
バスケの本場・アメリカでの経験を活かし、数多くのプロプレーヤーのスキル指導行っており、国内外を問わず、その数は100人を超え、プロレベルのスキルトレーニングを多方面に展開しているのである。
日本屈指のスキルコーチであり、非常に多方面で評価の高いコーチでもある。

そんな強力コーチ陣に、非常にスプリント力があり、攻撃力抜群のプレーヤー達が揃う。
まずはキャプテンである、#1今野 翔太を紹介しないわけにはいかない。
クイックネスからのミドルレンジからのシュート、そしてスピード感溢れるドライブ、そして非常にフィジカルも強いというチームの大黒柱の一人。
そこに続くのは、アーリーエントリーから昨シーズン・新人賞を獲得した、ピュアシューターの#18相馬 卓弥。
そして、桶谷HCと再びタッグを組み、再びチャンピオンリングを狙う、#7並里 成。
外国人選手にも絶対に負けないフィジカルを兼ね備え、スコアメイキング能力に長け、そして変幻自在なゲームコントロールも出来る。
更には、身に着いたキャプテンシーも兼ね備えている司令塔であると言えよう。

桶谷HCと共にエヴェッサにやってきた、#21ローレンス・ブラッグレッジ。
彼はスピードに加え、日本でのプレーを重ねていく毎にメンタル面が向上し、キャプテンシー溢れるプレーでチームを引っ張っていくであろう。
もう一人は昨シーズンのチャンピオンウィナーにして、残り1分からのドラマを作り上げた男、#5オルー・アシャオルを忘れてはいけない。
彼のチャンピオンウィナーとしてのメンタリティーは王座奪還には不可欠であろうし、コートを縦横無尽に動き回り、攻撃の核の一人としてチームの中心となるであろう。

全ての選手を上げたいところだが、エヴェッサの凄さは、是非アリーナに行って体感してほしいのである。

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そんな強力な戦力を持つチームに一日、密着する機会を得たのだ。
当日は夏に戻ったのかのような陽気になり、大阪は私を大歓迎しているようであった。
練習会場のHOS花園スタジアムまでは、花園駅から歩いて20分ほど。

“花園”

あのラグビーの聖地、花園ラグビー場がある街である。
歩いていく間に、気持ちの高揚感を抑えられなかったのと、照りつける太陽の日差しのお陰で、既に汗が額を滴り落ちる感じだった事を伝えておきたい。
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会場に着いた瞬間、既に大粒の汗をかきながら、選手たちは開幕前のプレーの確認などに余念がないという状況に感じられた。
時よりビル・カートライトがプレーを止め、細かく指示を出し、彼の持っている全てをプレーヤーに伝えていく。
そして、桶谷HCは選手たちに丁寧な言葉で自分のバスケットストラテジーを伝え、一人一人のプレーヤーたちにしっかりと寄り添って、指示を出していた。

一番印象に残ったのは、何と言ってもプレーヤー同士が積極的に声を掛け合い、コミュニケーションを取りながら、お互いを理解しようとしていた部分。
誰かが決まってと言う形で声を掛け始めるのではなく、自然と会話をし、日本人・外国人関係なく、自分自身の言葉を伝えていた。
シーズン開幕前に、こんなにコミュニケーションが取れているんだと少し驚いたのを、ここに記しておきたい。

今回はそんなチームの練習の様子をPhotoレポートとして余すところなくお届けして行こうと思う。

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