GO FORWARD IT!!! ~ 2016年秋開幕!新リーグ所属カテゴリ第1弾発表記者会見 2015/7/30 (2)

  1. コラム
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■ここからはメディアからの質問。
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-今発表となりました1部のチームの中に、アリーナの問題で一時話題になりましたチームも入っておりますが、その点は現段階でクリアになったと捉えてよろしいでしょうか。

(大河理事)
ここに上がっているチームは、もう既に5,000人のアリーナがあるケース、それと今後改修をしながら5,000人を目指すとということが我々に報告を受けているチーム、それから新しく5,000人以上のアリーナを建設するということを首長等々から報告を受けているケース。
幾つかございますけれども、解決をしているという前提でございます。

-1部と2部対象のクラブが15クラブとありますが、結構数が多いんじゃないかなと思うんですが、その中で同等の条件のチームが複数出てきてチーム数が膨らんでしまった場合に、どのようにして振り分けでいくのか。併せて、1部のチームが今度どれくらい膨らんでもいいのかというのを許容範囲で考えていますか。

(川淵チェアマン)
さっきも言いましたけれども、ヴァイスCoチェアマンからは14±2と釘を刺されたわけですが。
各クラブの相当な努力があって、高いハードルを超えてきているので、可能であれば18クラブくらいまで行ければいいなと思っていますけれども。
あとこの1ヶ月間での努力次第ですよね。

(大河理事)
私の方からも付け加えさせていただきますけれども、15クラブあるということなんですが。
なんらかの少し弱点と言いますか、改善点を持っています。
一つはアリーナ。
アリーナが5,000名に届くアリーナを作れるか作れないかが、まだはっきりしていないというケース。
それから80%をホームアリーナ利用できるということの支援文書が、まだ来ていないケース。
これがアリーナです。
それから財務の条件で行きますと、売上・収入が2億5,000万円に現時点で達していないこと、これをどうやって2億5,000万円に持っていくかというシナリオを描けるかどうか。
更には債務超過解消のオペレーション、ここのところの確実性。
主に施設と財務、こちらのところに少しウィークポイントがあって、ここをこの1ヶ月間の間でどのように解消できるかというのがポイントになると考えております。

-まだ未所属のクラブの中に日立サンロッカーズ東京はどういう事情で決まっていないのか。現時点で入れ替え戦であるとかカンファレンスであるとかイメージができた部分がもしありましたら、教えて下さい。

(川淵チェアマン)
日立はアリーナの問題ですね、このアリーナが解決できれば一歩前進すると思います。
それからカンファレンスは、今の地図を見ていただければ分かると思いますが、ちょっと地域的に偏ったりしているんで、言ってみれば追加になる4つのクラブが日本全開をカバーするようなところで、バランスが取れてきて行けばいいなと思いますし。
カンファレンスは出来るだけ2つに分けて、やれたらいいなと思っています。
それと入れ替え戦については、始めの決まったクラブ数によって、入れ替え戦をどうしていくのかを考えていなかくてはいけないと思います。
まぁ、例えば(1部が)16や14でスタートした時に入れ替え戦を出来るだけ少なくして、下から上げてあげるとか、そういう配慮も必要ですし。
(1部が)18からスタートした時には、もう自動入れ替えをするのか、1つは入れ替え戦をやるのか、まだ決まっていません。
それはまぁ、あの新しく組織が9月15日以降に出来るわけですから、そういったクラブ関係者も含めて、自分たちの意向をその中に入れていければいいなと思いますね。

-先ほど大河理事が4点ほど15クラブの満たしていない条件を言っていましたが、それぞれの条件で何チームくらい、複数抱えているところもあるかと思いますが、それぞれ数は分かりますでしょうか。

(大河理事)
アリーナの判定で言いますと、まだ5,000人以上のアリーナが確定していないと我々が判断しているクラブが6つほどあります。
それから売上の方ですけれども、2億5,000万円売上がないというのが13クラブあります。
ただ、これは新リーグになりますからスポンサー等々が増える見込みがあるかと思いますけれども、現時点で逆に言うと2億5,000万円ができているのいうのは2クラブしかないということです。
それから債務超過の判定に関して、少し詰める必要があるというのが15クラブ中7クラブあるという風に考えています。
80%のホームアリーナ開催の支援文書は、ほとんどのケースがもらえているのですが、一部そういった文書がもらえていないチームがあるのご認識いただければと思います。

-今のお話からすると、秋田では5,000人ホームアリーナは現時点で無いのですが、仮設とかも含めて、秋田に関してはクリアしているとご判断いただいたのか。

(大河理事)
はい、その通りです。

(川淵チェアマン)
磔にはしなかった、そういうこと(笑)
やっぱり秋田が日本に売っていくために、秋田で一番人気のある強いバスケットを売らないでどうするということが分かっていただいたということじゃないですか。
もっと更に盛り上げていければということ。
5 ,000なんてケチなことを言わずに、いずれ10,000人のアリーナを秋田は造るぞというくらいの覚悟はおありだと思いますけど。

-そういったことも踏まえての、新リーグへの秋田に期待することがあれば。

(川淵チェアマン)
やっぱりね、能代工業。今、そんなに強くないんだけれども。
やはり秋田いすゞなど、伝統を持った地域のスポーツを、冬場でも多くの人が観られるという特徴を活かして、秋田の中で「日本で一番強いのは、この秋田県だぞ!」というような発信をずっと続けていってほしいなと。
現状、プレーオフ(bjリーグファイナル)で2回負けているけれども、それはプレーオフに出ているということは、それなりの実力があるわけで。
そういうことに自信と誇りを持って、秋田の代表的なスポーツとして育てていってほしいなと思います。
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-大分・愛媛ヒートデビルズが決まっていない理由と、もし教えていただけるなら現時点でどの位置なのか。

(川淵チェアマン)
正直言って、2部or3部ですね。申し訳ないんだけれども。
そんなに歴史も浅いし、そういう風なこれからクラブ経営ができるのかというのもあって。
ただ凄く熱心にバスケットを愛している人がクラブに関わっているということは、私自身よく存じ上げておりますので、仮に2部からのスタートだったとしても、1部を目指して頑張っていってほしいなと思いますね。
四国には今は2クラブですか、Jリーグも最初四国にはなかなか出来なかったんだよね。
バスケットボールが四国にでき、ぜひ活動して、活躍してほしいなと思います。

-北海道から申請しているレバンガ北海道については、現時点でどの位置なのか。更にウィークポイントがあれば教えていただきたい。

(川淵チェアマン)
インゴ・ヴァイスさんからも言われているんですけど、ぼくらもJリーグをはじめ作るときに全国的な広がりを持ったリーグにしたいと思っていたわけですよ。
そういうところからすると、北海道から沖縄までということからすると、北海道はそういった意味では非常に有利な立場にあるわけですね。
しかし、それでも入らなかったというのはやはり債務超過だとか、財政面の問題があるからであって。
まぁ、代表の折茂さんは現役でもまだ頑張っていらっしゃる中で、そういう意味では財政上の強化をしっかりできれば、可能性はあるということですね。
なので、1部と2部の間にいる、1.5くらいということですね。

-ホームアリーナの8割使用の支援文書なんですけども、これは1部に選ばれているチームは全て提出済みということで宜しいのか。この文書は絶対に必要不可欠なのか。

(川淵チェアマン)
2部で抜群の戦力があって、当然1部で優勝する実力があると認められても、アリーナがちゃんと完備されていなかったり、条件に入っていなければ、1部は絶対にない。
これは絶対です。

-全部ではないですがチームが揃ってきたことで、リーグとしてスタートラインには立ったということですが。開幕自体は来年の秋で、だいぶ時間が空いてしまうことで、開幕時に凄く盛り上がるように、この1年間リーグなり、各クラブに、どのようなことを期待するのか。

(川淵チェアマン)
やはり今企業チームが一つのリーグに入ったときに、企業チームが地域に根ざして多くの市民の賛同を得るという努力は、bjリーグの数倍の努力が必要ですよね。
そういうことが今まで全部がしていないと言いませんけれども、bjリーグの方が遥かにそういった面では進んでいたし、エンターテインメントということについても、やはりちょっとランクが低いと思っているんですよね。
そこで企業チームに関しては、その生まれ変わった形でプロのリーグとして地域の住民にサポートしてもらえるような、自分達からどういったアプローチを努力をして、地域社会に根付いていくのか。
色んなやり方があると思うんですよね、まずそれぞれが努力してほしいということと。
やはり一番問題は何かというと、バスケットボールの選手の顔と名前を日本全国の人はあまり知らないんですよね。
で、ぼくも今回バスケットボールに関わるようになってから、多くの素晴らしい選手、かっこいい選手とか特徴のある技術を持った選手とか色々いるんでね。
やっぱりこういうものを多くの報道機関のみなさんに、多くのバスケットボールを知らない人にまで知ってもらえるような報道をしてもらえれば有難いなという風に思っていますね。
そのことの努力をしていかないといけない。
今まで報道の人・メディアに我々が求めても、プロのリーグが訳分からない、2つあると。
どっちを重視して、どっちを取り上げたらいいんだという、今までのマスメディアの皆さんのそういう混乱した考え方であって。
報道しようにも、そんなことできるかという立場だったと思います。
今回の意味というのは、日本を代表する一つの大きなリーグができて、そこで世界に打って出るんだというスタートな訳ですから。
その中でこういう魅力のある選手がいるんだということを、我々がやはりマスメディアに訴えて、選手を多くのファンに知ってもらうことから始めないと。
一般にチームを見に来る訳じゃない、一般のファンはね。
選手を見に来るんですよね。
その選手が、田臥が一番ポピュラーな選手であって、田臥以外はそれほど知らない。五十嵐選手というのも一時は凄い人気だった訳ですけれども。
ああいった選手を我々がどう皆さんにアピールしていくのか。
そこが勝負だと思っています。
そういう努力をしていかないといけないと思っています。

それから盛り上げの方法なんですけれども、そこが一番の問題で。
まぁ、この1年間、そういう事に対して色んな努力をして、1部リーグの参加決定したクラブに対しては、もう少し我々としては十分に話し合いをしながら、活性化・認知度をアップする事に対して、よく相談をしながら、そういう行動を取っていくという事をやらないと、なかなか盛り上がらないと思いますね。
盛り上げていくのが一番これからの最大の課題だという風に思っています。

-所属リーグの確定したクラブ、特に1部なんですが、ホームアリーナをどこにするのかを教えていただけるようであれば、教えていただければと思います。

(大河理事)
ホームアリーナについては確定しているケースがほとんどなのですが、これから新しくアリーナを作るといった場合、に例えば行政の場合に議会との話し合いを進めていく場合もありますし、用地をどこにするのかとか色々な選定作業があります。
今ここでお話をする事によって、その作業に支障をきたす事になると、これはバスケット界全体、スポーツ界全体にとってプラスではありませんので。
ここまで言いたいんですけれども(笑)
今日は差し控えさせていただければと思います。

-先ほど、1部の可能性のある15チームの中で財務の面で問題が有るチームが13チームくらいとお話がありましたけれども。1部狙っていくためには2億5,000万円ということで出されている訳ですが、この2億5,000万円だけが達成出来そうな見込みを判定していく訳ですが。その場合に鍵になるのは今シーズンのスポンサーがどれだけ取れているというのが鍵になるのか、もしくはチケットの売上など目標を立てても実際問題の部分を判断するのは難しい訳ですけれども、2億5,000万円の売上が達成できそうだという見込みを判断する鍵というのを教えていただきたい。

(大河理事)
まず2億5,000万円というのに対して、どれくらい差があるのかというのがあります。
例えば、1億だとすると相当乖離がありますし、もう既に2億3,000万円くらいのクラブは後少しで手が届くくらいで。
一番大きな鍵はスポンサーの獲得ということが言えると思います。
一方で今までのファンクラブ・後援会であるとか、こういった数をたくさん凄く集めるということになりますと、それが将来的な入場者に跳ね返ってくる可能性はあるのかなと思いますので。
そういう事をトータルに判断していく。
当然、乖離幅の大きいところほど、そういったバウチャー的なものはしっかりと頂かないと判断できないですし、あともう少し所は今までの成長を管理すれば、これは行けるのかなという風な内容に差はあるかと思います。
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