GO FORWARD IT!!! ~ 2016年秋開幕!新リーグ所属カテゴリ第1弾発表記者会見 2015/7/30 (1)

  1. コラム
  2. 45 view

2016年秋。
ついに日本男子トップリーグが一つになる。
国際バスケットボール連盟(FIBA)から昨年言い渡された、日本バスケットボール協会(JBA)への無期限国際資格停止処分。
これを解決するための一つの大きな問題、それが国内男子トップリーグが2つ存在している事だった。

川淵 三郎チェアマンを筆頭に結成された、日本バスケットボール界を変えるための”JAPAN 2024 TASKFORCE”が1月末にスタートし、この問題に対して充分な議論が尽くされた。
そして、新リーグをスタートさせるために発足したのが、一般財団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(JPBA)なのである。

2015年7月30日に都内某所で開催された、加盟した45チームのカテゴリ発表の第1弾。
多くの報道陣が運命の発表を見守り、更に加盟したチームの代表もその発表に固唾を飲んで見守っていた。
更には多くのチームがパブリックビューイングという形で、リアルタイムでその発表をファン・ブースターに伝えた。
それだけ日本バスケットボール界にとっては歴史的な1日だったと言えよう。

まさにプロ野球でいうと”運命のドラフト発表当日”といえば、分かりやすいのかもしれない。
緊張感に包まれた会場で、運命の1日はスタートしたのであった。

今回発表されたのは、所属リーグが確定したチーム、そして8月29日に再び開催される最終発表に臨むチーム数の数。
まだ審査中のチームがあるということを、冒頭で伝えられた。

今回はそんな記者会見の模様を全文ノーカットでお届けしていきたい。
DSC_0758

ー川淵 三郎チェアマンからのご挨拶
みなさん、こんにちは。
今日はお忙しい中、お集まり頂きまして、本当にありがとうございます。
このタスクフォースがスタートしたのは、今年の1月末ですけれども、今日でちょうどだいたい半年・6ヶ月間進みました。
スタートの時点で、6ヶ月後に新しいリーグのチームが発表できる機会がそう簡単には来ないかな?と思っていたんですけれども。
我々が設けた高いハードルを、それぞれのクラブが最善を尽くしてクリアしていこうと、そういった努力が実って、今日1部・2部・3部の、全部のチームを振り分けたわけではないですけれども。
少なくともそれぞれのハードルをクリアしたクラブを発表する機会を今日得られましたことを非常に嬉しく思っています。
更に1部 ・2部・3部に最終的に決定されるまでには、それぞれのクラブの努力目標が設定されていまして、その8月の末までに、最終的に1部・2部・3部と全てのクラブが決定するわけですけれども。
この間そういった財政面での強化だとか、多くのファンの賛同がそのクラブにあるのかどうかという情熱、そういったものも含めて最終的に1部のクラブが、2部のクラブが、3部のクラブが決定していくということになると思います。
そういった所にたどり着けたことに関して、インゴ・ヴァイスFIBA財務部長、そしてスコット・ダーウィンさんなど多くの方々のご支援があって、ここまでたどり着くことができました。
何よりも日本体育協会やJOC、その他スポーツ関係の皆さんがこのバスケットボール界の発展に関して、相当多くのそういうこれからの日本スポーツ界の改革ということも念頭に置いて、見守っていただいたことに対して、心から感謝したいと思います。
これが決まったから全てが上手くいくというわけではなくて、これがスタートで、こういったリーグの改革が進んだことで、年俸1億円を超す選手が排出されたとか、世界に羽ばたく選手がこのリーグから出て行ったという風なことになることを心から願っています。
これからも皆様方のそういった面でのご理解と、多くの紙面やメディアの中でバスケットボール界が報道されることを心から願っています。
そういうことで、とりあえず私の挨拶とさせていただきます。
今日はどうもありがとうございました。
DSC_0836

■新リーグ1部決定のクラブ

1部所属のクラブは最初は12クラブが決定いたしました。

順不同で発表します。
というのは、上から言ったら「うちはダメになった」とか、あいうえお順でいうと「うちは済んじゃった」とか皆さん思ってしまうので、ここは行き当たりばったり、自分の都合で発表しますので、よろしくお願いしたいと思います。
一番最初に目がついたところから…

トヨタ自動車アルバルク東京
京都ハンナリーズ
三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋

長い、ちょっと難しいね…(苦笑)
三菱電機、ダイヤモンド、ドルフィンズ、名古屋。
こういうのは短縮したほうがいいな。

リンク栃木ブレックス
浜松・東三河フェニックス
琉球ゴールデンキングス
千葉ジェッツ
アイシンシーホース三河
仙台89ERS
東芝ブレイブサンダース神奈川
秋田ノーザンハピネッツ

12クラブ目ですよね。

大阪エヴェッサ

1部所属、とりあえず今月決定したのは、この12クラブです。

DSC_0846

■新リーグ2部・3部決定のクラブ
■「1部or2部」参入決定したクラブ数、「2部or3部」参入が決定したクラブ数

2部所属の5クラブを順不同で発表いたします。

豊田通商ファイティングイーグルス名古屋
バンビシャス奈良
青森ワッツ
高松ファイブアローズ
福島ファイヤーボンズ

1部または2部対象のクラブは、15クラブありまして、ここでそれぞれの課題がありまして。
例えば、2億5000万円まで予算が行っていないという財政面での問題だとか、債務超過の処理の問題、それからアリーナの問題を含めて、15クラブがその中からいくつが1部に入るか分かりませんけれども。
そのハードルを超えたクラブがかなり多ければ、(1部が)それなりのチーム数になると思いますけれども。
始め、ヴァイスさんから言われたのは14±2ということで、今はもう12クラブ決まっていますから、そうなると最大は16という風になりますけれども。
その数を超える場合もあり得ると条件によっては、そういうことも可能性があるとご理解を頂きたいと思います。
これは、この今後1ヶ月での各クラブの頑張りや地域の市民のクラブへの盛り上げ方、そういったものが最終的に大きな決定の要素になると思います。

2部または3部対象のクラブは、10クラブです。

それでは3部所属のクラブを順不同で発表いたします。

大塚商会アルファーズ
豊田合成スコーピオンズ
アイシン・エー・ダブリュー・アレイオンズ安城

いやぁ、これも難しいな。
以上が3部所属が決定したクラブです。
これで発表を終わります。

 

次のページへ続く

関連記事

Happy New Year!!! Welcome to 2…

2015年、新年あけましておめでとうございます。旧年中はたくさんの方々に支えて頂き、改めて深く御礼申し上げます。昨年末のコラムでも書かせて頂き…

  • 36 view

MVP is Back to ASIA!!! 〜『UNDER…

世界最高峰のバスケットボールリーグ"NBA"にて2年連続MVPを獲得したスーパースターがアジアに再び上陸している。彼の名はステフィン・カリー。類い稀なスキ…

  • 48 view