オーバータイムでの激闘。そして、ファールトラブル。 〜 ターキッシュ エアラインズ bjリーグ 2014-2015シーズン PLAYOFFS “岩手ビッグブルズ VS 青森ワッツ” 2015/05/09

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Road to CHAMPIONSHIP!!!
全ては頂点のために。
ついに始まった、壮絶なる戦い。

“ターキッシュ エアラインズ bjリーグ 2014-2015シーズン PLAYOFFS”

聖地・有明コロシアムまで、あと一つ存在する、大きくて重い扉。
あと二つ勝利を収めれば、バスケットボールの神様から得る事が出来る、一枚のTICKET。
それが “○○発⇒有明コロシアム行” という片道切符。

その片道切符を掴むための最終決戦!カンファレンスセミファイナル。
降り立ったのは、岩手県盛岡市。
一週間前の気温とは打って変わって、少し肌寒い陽気であったが、熱い男たちのプライドがアリーナ内に充満。
更にブースターも決戦を前にヒートアップ。
ハーフパンツという夏仕様で向かったのは間違いではなかった。

決戦の会場となった、岩手県営体育館。

決戦の会場となった、岩手県営体育館。

ファーストラウンドで自分達の持ち味を充分に発揮し、アップセットを完成させた、青森ワッツ。
そして、ホームでしっかり連勝し、悲願でもある王者奪還を成し遂げる為には、最後のホームゲームシリーズで絶対に負けられない、岩手ビッグブルズ。
全てはチャンピオンシップを獲得するという目的の、スタートラインに立つ為に。
両チームともに非常にいい状態でシリーズを迎えた。

<スターティングメンバー>
■岩手ビッグブルズ
#8 月野 雅人
#34 小野寺 祥太
#12 寒竹 隼人
#10 スクーティー・ランダル
#21 ローレンス・ブラックレッジ
■青森ワッツ
#1 澤口 誠
#7 北向 由樹
#3 小島 祐太
#42 ジーノ・ポマーレ
#13 ポール・ウィリアムス

青森ワッツ

先週の再現に気合の入る、青森ワッツ

レッドに染まった、岩手ビッグブルズ

レッドに染まった、岩手ビッグブルズ

あと二つ。
まずは是が非でも初戦を勝ち取り、シリーズのイニシアティブを取りたい。

運命の初戦、TIP OFF

運命の初戦、TIP OFF

■1Q
まずはワッツ、#3小島がスティールして#1澤口と繋ぎ、最後は#42ポマーレがファストブレイクを成功し、スタート。
しかし、その後ブルズが#10ランダルがチームを牽引し、ペースを握る。
3Pにオフェンスリバウンドからのゴール下、更にはドライブで相手ファールを誘い、フリースローをしっかり決めていく。
それでもワッツも、その後#3小島が果敢にリングにアタックを仕掛け、カットインからレイアップ。
更に強みのインサイドアタックを仕掛け続け、点差を縮めていく。
残り6:21で9-7のクロスゲームに突入。
お互いに激しいプレッシャーをディフェンスで掛け続け、2分間スコアが止まっていく。
それを打開したのがワッツ。
まずはトップの位置でのピック&ロールから#7北向が華麗に3Pを沈めて行けば、#32リチャードソンもドライブからレイアップ。
#42ポマーレとのコンビで#32リチャードソンはアリウープも決め、ワッツが9-14と逆転した、残り3分。
ここからブルズが猛牛のごとく、相手リングに次々とスコアを沈めていく。
まずは#8月野が絶妙なカットインからレイアップ、更に#10スクーティーの3Pにオープンでの2Pシュート。
そして、切り込み隊長#9仲西が持ち味のドライブからファールを受けて、フリースローをしっかり沈めて行き、更にリズムに乗っていくブルズ。
2分間の間で12-0というランニングスコアでブルズが一気にリードを広げ、21-14。
ワッツも#32リチャードソンのフリースローでやっと得点して行くが、残り1.2秒にBig Playが飛び出す。
#10ランダルのパスを受けた、#12寒竹がしっかり3Pを沈めて、会場が沸き立った。
24-16のスコアで2Qへ突入して行く。

このゲーム要所でスコアをメイクし、チームに流れをもたらした、岩手ビッグブルズ #12 寒竹 隼人。お茶目な性格も見逃してはいけないプレーヤーだ。

このゲーム要所でスコアをメイクし、チームに流れをもたらした、岩手ビッグブルズ #12 寒竹 隼人。お茶目な性格も見逃してはいけないプレーヤーだ。

この日も持ち味のスピードとクイックネスで相手ディフェンスを混乱させた、岩手ビッグブルズ #21 ローレンス・ブラッグレッジ。彼の昨シーズン最後に流した涙は忘れる事は出来ない。

この日も持ち味のスピードとクイックネスで相手ディフェンスを混乱させた、岩手ビッグブルズ #21 ローレンス・ブラッグレッジ。彼の昨シーズン最後に流した涙は忘れる事は出来ない。

■2Q
序盤からお互いにペースを時間帯で握り合う展開でゲームは進んでいく。
前半の時間帯ペースを握ったのは、ブルズだった。
まずは#32アーノルドのパスを受けて、#21ブラッグレッジがドライブからスコアをメイクして行く。
その後、相手のインサイドアタックに対し、ゲームメーカーへ早めにプレッシャーを掛け続けてゲームコントロールを上手くさせず、タフショットに持ち込ませていく。
なかなかオフェンスで自分達の形にできないワッツは、24Sオーバータイムを犯し、このタイミングでタイムアウトを請求した。
ゲームが動いたのは残り7:10、ブルズ#33与那嶺のパスから#10ランダルが豪快に3Pを決めていくと、更には再び与那嶺のパスから#21ブラックレッジが見事なダブルクラッチからのレイアップを決め、点差が広がっていく。
しかし、ワッツは#11山口が見事なスティールで相手ボールを奪うと、ここから息を吹き返す。
#13ウィリアムズがゴール下でAND1プレーを見せると、#42ポマーレのパスを受けて#33クライバーがロングレンジのシュートを決めて、点差が再び一桁に縮まっていく。
ここでオフィシャルタイムアウト、残り4:29で33-24のスコアでブルズリード展開。
後半は点差が動かないが、ワッツが粘りのプレーでペースを握っていく。
突き放されてもジワジワと詰め寄っていくという冷静なバスケットをそれぞれが展開し、我慢をし続ける。
#13ウィリアムズ→#7北向とテンポよくパスが繋がり、最後は#14高橋が豪快に3Pを沈めて行けば、リバウンドでも相手を圧倒。
残り3分には#32ウィリアムズがフリースローのこぼれ球を見事に自分のボールにし、そのままゴール下を決めて行った。
36-29、点差は1Qとほぼ変わらずの展開に。
ここからはお互いにプレーが硬くなり、一進一退の攻防が続いていく。
まずはブルズ#34小野寺が躍動してファストブレイクを決めて行くが、すぐさまワッツも#42ポマーレがゴール下に見事にカットインしてスコア。
そして、残り10秒からドラマが待っていた。
ブルズ#10ランダルが華麗にコート上の相手ディフェンスを切り裂き、見事にドライブを決め、ブルズブースターが大いに沸いた。
しかし、まだドラマは続いていた。
エンドからボールを受けたのは、ワッツ#7北向。
激しいプレッシャーを受けながらも何度もリングを見続け、左45度から体勢を崩しながら放ったロングレンジの3P。
ブザーと共にボールはリングに吸い込まれて行った。
見事なブザービーターにワッツベンチ・ワッツブースターは大盛り上がり!
残り10秒からのドラマを経て、42-35とブルズリードで前半は終了した。

この日もエースとしてダブルダブルの大活躍、並々ならモチベーションで今シーズンに臨んでいる、岩手ビッグブルズ #10 スクーティー・ランダル。

この日もエースとしてダブルダブルの大活躍、並々ならモチベーションで今シーズンに臨んでいる、岩手ビッグブルズ #10 スクーティー・ランダル。

この日もチームを救う"Wayne Show"を展開。その張本人は、リングを知っている男。岩手ビッグブルズ #32 ウェイン・アーノルド。

この日もチームを救う”Wayne Show”を展開。その張本人は、リングを知っている男。岩手ビッグブルズ #32 ウェイン・アーノルド。

■3Q
序盤からお互い激しい攻防で、一進一退の攻防が継続して行った。
まずはワッツ#7北向のパスを#42ポマーレがゴール下でしっかり決めて行けば、今度はブルズ#8月野のパスを#10ランダルが受けてドライブからAND1プレーで応戦。
更に#21ブラックレッジもスピードで相手を振り切り、レイアップを決めていく。
しかし、今度はワッツ#7北向が豪快にブザービーター同様に3Pを沈めて、相手に流れを渡さない。
目まぐるしい攻防から、#12寒竹がファストブレイクでAND1プレーでブルズが盛り上がりを見せていけば、今度はワッツも#32リチャードソンの豪快なブロック・そして#3小島の見事なスティールとディフェンスから流れを掴もうとして行く。
残り7分で50-42のスコア。
その後、ワッツ#32リチャードソンがペイントエリアを制圧し、オフェンスリバウンドからの豪快なスラムダンクを見せ、更には再びオフェンスリバウンドを奪取し、ファールを受けてフリースロー。
しっかり決めて6点差まで点差を縮めていく。
それでもブルズは果敢にリングにアタックし、相手チームファールの超過によってボーナススローを得て、それをしっかり決めていき、流れを渡さない。
残り4分半を切って、点差は縮まらないが、ワッツは粘り強いディフェンスと徹底的にペイントエリアへアタックを仕掛ける事によって、自分達のペースでゲームを進めて行っている感じがした。
#3小島・#32リチャードソンが連続でブロックショットを決めてチームを鼓舞して行けば、#42ポマーレと#13ウィリアムズを中心にペイントエリア内で激しくアタックを仕掛け続けていく。
しかし、残り2分。
この後のゲームの運命を分ける一つの出来事が起こる。
それがワッツ#13ウィリアムズが4つ目のパーソナルファールを犯してしまったのである。
残り1分を切って、激しい攻防が繰り広げられていった。
残り51.9秒、ブルズ#34小野寺のパスをゴール下でうまく合わせた#31クウソーがAND1プレー!
その後のワッツのオフェンスでは#33クライバーが華麗に3Pを沈めて、応戦。
そして、最後のブルズのプレーは#10ランダルへボールを預け、最後を託す。
見事に相手の激しいディフェンスに身を預けながら、タフに交わしてレイアップを決め、再び会場が沸き立った。
64-58のスコアで最終4Qを迎える事になった。

素晴らしいディフェンスでチームに流れをもたらし、活躍を見せた、青森ワッツ #3 小島 佑太。

素晴らしいディフェンスでチームに流れをもたらし、活躍を見せた、青森ワッツ #3 小島 佑太。

インサイドでクイックネスを充分に発揮し、ペイントエリアを制圧して大活躍を見せた、青森ワッツ #32 カイル・リチャードソン。

インサイドでクイックネスを充分に発揮してペイントエリアを制圧して大活躍を見せた、青森ワッツ #32 カイル・リチャードソン。

■4Q
序盤は更に激しくなるディフェンスで、お互いにスコアが取れない我慢の展開。
開始すぐさま、ブルズが#32アーノルドと#31クウソーのピック&ロールからクウソーが豪快にスラムダンクを叩きつけスタートしていくが、負けたくない思いからオフェンスが慎重になっていく。
しかし、残り8分にワッツがBig Timeを作り、一気に猛攻を仕掛けていく。
#7北向→#14高橋と繋がり、#32リチャードソンがファストブレイクから豪快にワンハンドダンクを決めていくと、ワッツタイムがスタート!
#33クライバーがスティールからファストブレイクを華麗に決めていくと、ブルズがタイムアウトを請求しても流れは止まらない。
#32リチャードソンが再びスラムダンクを決めていけば、更にゴール下で躍動して3連続ゴール。
そして、高橋&北向のコンビネーションから#7北向が豪快に3Pを沈めていくと、#42ポマーレもファールで得たフリースローをしっかり2本沈めて、ついに逆転をした。
わずか2分半の間に2-13というランニングスコア、ここでワッツはゾーンディフェンスを仕掛けて、更に流れを自分たちのものにしようとしていく。
それでもブルズも意地を見せ、その後#21ブラックレッジのドライブに、#34小野寺のスティールからブラックレッジが豪快にダンクを叩きつけ、ここでオフィシャルタイムアウト。
72-73のスコア、シーソーゲームへ突入していくのである。
タイムアウト明け、すぐさまブルズが#10ランダル→#21ブラックレッジとボールを上手く繋げ、最後は#32アーノルドの3Pですぐさま逆転。
その後のプレー、ワッツ#32リチャードソンが痛恨のファールを犯してしまい、ファールアウトとなってしまう。
そこで猛攻を仕掛けたかったブルズではあったが、ワッツも本当に粘り強くゲームを展開し、どちらに勝利の女神が降りてくるか、本当に分からない壮絶な時間が過ぎていった。
残り2分半を切って、ブルズは#32アーノルドのオープンショットで4点差をつける。
しかしすぐさま、ワッツ#14高橋がお返しして、点差はワンゴール差。
その後、ワッツはタイムアウトを請求して、プレーを再確認していく。
タイムアウト明け、しっかりプレーを実行し、得意のペイントエリア内での攻防から#13ウィリアムズがゴール下で決めて、同点に。
そして”Wayne Show”がここで再度見られた、残り40.7秒に#10ランダルのパスを受けて、ロングレンジから3Pを豪快に沈める。
会場は最高潮に!ここでワッツが再びタイムアウト。
その後のプレーでしっかり#13ウィリアムズがゴール下でスコアをして、1点差。
ファールゲームを仕掛ける、ワッツ。フリースローをしっかり沈めれば勝利が近づく、ブルズ。
ここでバスケの神様は試練を与えた、残り15秒で得た、エース#10ランダルのフリースロー。
1本目を外して、2点差となり、ワッツにもチャンスが出てくる。
しかし、次のオフェンスが失敗となり、残り6.2秒で再び#31クウソーにファールを仕掛けた。
2本決めれば、ほぼ勝負ありの展開。
緊張の瞬間、ここで1本目を再び外して、3点差。

このゲームで前半ブザービーターを沈め、勝負強い所も充分に見せた、青森ワッツ #7 北向 由樹。

このゲームで前半ブザービーターを沈め、勝負強い所も充分に見せた、青森ワッツ #7 北向 由樹。

お茶目だが、コートに入ったら、鋭い読みと巧みなプレーでチームを牽引していくエース、青森ワッツ #42 ジーノ・ポマーレ。

お茶目だが、コートに入ったら、鋭い読みと巧みなプレーでチームを牽引していくエース、青森ワッツ #42 ジーノ・ポマーレ。

すぐさまタイムアウトを請求するワッツ、最後は3Pでオーバータイムに持ち込むしかない状況。
そして、ドラマは残り2.4秒に待っていた。
サイドからボールを受けた#14高橋、相手ディフェンスのズレを見事に読み切り、3Pを左45度から放った。
それがスローモーションのように、リングに吸い込まれていった。
ワッツベンチ、そしてブースターは大盛り上がり!当の本人、高橋は冷静にベンチに下がる。
まだ2.4秒あった。
ブルズが取ったタイムアウト明けのラストプレー、#32アーノルドが放ったシュートはリングに吸い込まれず、オーバータイムに突入。
83-83で5分間で勝負を決することになった。

残り2.4秒の主役。そして、このゲームでも随所にBig Playを見せ、コート内での意思疎通のつなぎ役でもあり、大きな柱でもある。青森ワッツ #14 高橋 憲一。

残り2.4秒、その瞬間を一枚。このゲームでも随所にBig Playを見せ、コート内での意思疎通のつなぎ役でもあり、チームの大きな柱でもある。青森ワッツ #14 高橋 憲一。

そして、Big Playを決めたあと…喜ぶメンバーに、まだ残り2.4秒あると冷静にベンチに戻る、青森ワッツ #14 高橋 憲一。

そして、Big Playを決めたあと…喜ぶメンバーに、まだ残り2.4秒あると冷静にベンチに戻っていく、青森ワッツ #14 高橋 憲一。

■Over time
運命の5分間、勝負を決するオーバータイムがスタートしていった。
強みのインサイドを牽引する2人の外国人プレーヤーをファールトラブルで失ったワッツに、序盤からブルズが猛攻を仕掛けていった。
#34小野寺のパスをワイドオープンで受けた#8月野が豪快に3Pを沈めてスタートすると、さらに#21ブラックレッジのパスに#10ランダルが絶妙なカットインを見せてレイアップ。
更には#32アーノルドがファールを受けて、ボーナススローをしっかり決めて、1分間半の間にスコアは90-83と一気に広がっていった。
それでもその後のプレーで、ワッツ#42ポマーレもゴール下で、こぼれ球をタップシュートし、スコアを返していった。
しかし、ブルズが持ち味のディフェンスで相手の勢いを止めていく。
#10ランダルが見事なスティールを見せていけば、#34小野寺がこのオーバータイムだけで2つ目のオフェンスチャージングを誘い、相手にスコアを全くさせなかった。
そして、締めは#21ブラックレッジ。
オフェンスリバウンドを奪って、ゴール下でシュートを見事に沈めていけば、残り24.2秒にはGame Winnerとなったプレーを見せる。
ショットクロックギリギリでの、1on1からの見事な2Pオープンショット!
これでゲームは決まった。

オーバータイムで2つ目のテイクダウンを奪った、岩手ビッグブルズ #34 小野寺 翔太。持ち味のディフェンスからのバスケットを体現する一人のキープレーヤー。

オーバータイムで2つ目のテイクダウンを奪った、岩手ビッグブルズ #34 小野寺 翔太。持ち味のディフェンスからのバスケットを体現する一人のキープレーヤー。

テイクダウンを奪った、岩手ビッグブルズ #34 小野寺 翔太を抱え上げ褒め称える、男たちの後ろ姿。

テイクダウンを奪った、岩手ビッグブルズ #34 小野寺 翔太を抱え上げ褒め称える、男たちの後ろ姿。

粘り強いチーム、それが青森ワッツ。最後の最後まで自分達のプレーを遂行し、あと一歩まで行ったが、奇しくもバスケの神様は微笑まなかったのである。

粘り強いチーム、それが青森ワッツ。最後の最後まで自分達のプレーを遂行し、あと一歩まで行ったが、奇しくもバスケの神様は微笑まなかったのである。

96-87のスコア。
壮絶なる有明行きの切符を掴むためのGame1は、岩手ビッグブルズが勝利を収めたのであった。

Game Winner!!! オーバータイム残り24.2秒での、岩手ビッグブルズ #21 ローレンス・ブラックレッジの2Pシュートの瞬間。

Game Winner!!! オーバータイム残り24.2秒での、岩手ビッグブルズ #21 ローレンス・ブラックレッジの2Pシュートの瞬間。

決めた瞬間、勝利を確信し、右手を天高く上げた。岩手ビッグブルズ #21 ローレンス・ブラックレッジ。

決めた瞬間、勝利を確信し、右手を天高く上げた。岩手ビッグブルズ #21 ローレンス・ブラックレッジ。

本当にどちらにバスケの神様が微笑むのか?分からないくらいの展開だった、このゲーム。
ビッグブルズが常にリードを保ち、突き放しにかかるが、そこでワッツが持ち味でもある粘りのバスケットで応戦。
両者リードした際に、点差を15点以上に突き放せなかったというのが、このゲームを簡単にさせなかったポイントであった。
突き放せなかったというよりも、お互いにディフェンスでBig Playが出てからオフェンスでも良い流れを掴んでいたので、引き締まったゲームだったかもしれない。

そしてもう一つポイントになったのが、インサイドプレーヤーのファールトラブル。
ワッツは早い段階で#13ウィリアムズがファールトラブルになり、その後出てきた#32リチャードソンもファールトラブルに。
ドラマが起こった4Q終盤に二人はファールアウトしており、オーバータイムを戦う事ができなかった。
いち早くコールにアジャストし、プレーに臨んでいくというのが大切だというのを本人たちは改めて実感したかもしれない。

とにかく内容うんぬんよりも、こういうゲームは勝ちを手中に収めることが一番のポイント。
結果を掴んだビッグブルズは、有明への最終関門で過去の苦い流れを断ち切る事になった、Game1での勝利。
非常に精神的には大きな良薬になった勝利だったであろう。
しかし、ワッツもあの仙台での戦いを考えると非常にGame2に集中していけば、充分再びアップセットを起こして、有明に進むチャンスがある。
特にやはりインサイドでの脅威は、最強の武器であり、このゲームでも充分にコート上に発揮されていた。
それによってアウトサイドでもいい形でボールが周り、フロアバランスが良かった事が、いい流れのバスケットが展開できたのであろう。

明日勝てば、初の有明に進む。
お互いに自分たちのバスケットを最初から最後まで表現したものが切符を手に掴むであろう。
そう感じたDAY1であったのである。

<主なスタッツ>
■岩手ビッグブルズ
#10 スクーティー・ランダル:34PTS/10REB/4AST/2STL/2BLK ※ダブルダブル
#12 寒竹 隼人:8PTS
#21 ローレンス・ブラックレッジ:19PTS/6REB/2STL
#32 ウェイン・アーノルド:19PTS
■青森ワッツ
#3 小島 祐太:2STL
#7 北向 由樹:12PTS
#13 ポール・ウィリアムズ:11PTS/2STL
#14 高橋 憲一:13PTS/6REB
#32 カイル・リチャードソン:16PTS
#33 ゴードン・クライバー:11PTS
#42 ジーノ・ポマーレ:22PTS/15REB/4AST/2STL/2BLK ※ダブルダブル

(PTS:得点、REB:リバウンド、AST:アシスト、STL:スティール、BLK:ブロックショット)
(ダブルダブル:主要なスタッツ2項目で二桁の記録を残すこと。)

チャンピオンリングを掴むためには、GO!し続けなければいけない。

チャンピオンリングを掴むためには、GO!し続けなければいけない。

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